コミュニティ向けプライベート取引所開発
アプリケーションの 開発/運用
2024/09/27
アプリケーションの 開発/運用
2024/09/27

コミュニティ向けプライベート取引所開発-ご支援事例
目次
本プロジェクトでは、コミュニティのエンゲージメント向上を目指すクライアント企業の要望に応じ、プライベート取引所の提案・開発を行いました。
お客様の要望
クライアント企業は、自社の持つ既存のコミュニティ(エンドユーザーと、複数のトークン発行体が存在)を活用し、そのエンゲージメントを高めることを目指していました。主な要件は以下の通りです。
- コミュニティ内限定の取引プラットフォーム
- コミュニティメンバー限定の投資機会の提供
- ユーザーエンゲージメントの向上
これらの要件を満たすため、安全で使いやすいプライベート取引所の開発が求められました。
支援概要
XTELAは、クライアントの要望に応えるべく、以下の機能を備えた取引所システムを開発しました:
- セキュアなコールドウォレット運用システム
- BTC(Bitcoin)、ETH(Ethereum)、コミュニティ内ERC20トークンの取り扱い
- 安定性を重視した板取引システム
- 管理機能(新規トークン追加、入出金管理、取引モニタリングなど)
技術的アプローチ
本プロジェクトでは、セキュリティと効率性を重視したアーキテクチャを採用しました。主な技術的特徴は以下の通りです。
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技術スタック:
- フロントエンド: Reactなど
- バックエンド: Node.js, Expressなど
- スマートコントラクト(入金システム): Solidity
- ブロックチェーンノード:
- Bitcoin: bitcoind
- Ethereum: geth
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アセット管理システム:
- BitCoinとEthereumそれぞれに対し、ユーザーごとに専用の入金アドレスを割り当て
- 入金されたアセットは即時ハードウェアコールドウォレットに転送
- 必要に応じて管理者がホットウォレットに資金を移動し、出金要請にシステムから自動排出
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最小要件での設計:
- 短納期に対応するため、必要最低限の機能に絞った設計を採用
- ユーザー数が限定的であることを考慮し、高負荷を想定しないシンプルなインフラ構成・アプリケーション設計を選択
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セキュリティ対策:
- コールドウォレット・ホットウォレットの二層構造
- 入金からコールドウォレットへの安全なフロー
- AWSでのセキュアなインフラ構成
開発体制
プロジェクトは以下の構成で進めました。
- テックリード (1名): アーキテクチャ設計と全体統括
- スマートコントラクト開発者 (1名): 入金システム開発とノード運用
- バックエンド開発者 (2-3名): 取引エンジンと管理システム開発
- フロントエンド開発者 (2-3名): ユーザーインターフェース開発
開発プロセス
開発は、要件定義からローンチまでを5ヶ月間で進めました。主なフェーズは以下の通りです。
- 要件定義・アーキテクチャ設計
- コアシステム開発
- ブロックチェーンインテグレーション(bitcoind, geth, スマートコントラクト)
- 取引エンジン実装
- 入出金システム実装
- フロントエンド開発
- 統合テストとセキュリティ検証
各フェーズでコードレビューと品質管理を行い、安定したシステムの実現を目指しました。
開発後の運用
ローンチ後も、システムの安定運用と機能拡張のサポートを継続しています。
- 新規トークンの追加サポート
- ブロックチェーンノード(bitcoind, geth)の監視と運用
- セキュリティアップデート
また、クライアントの要望に応じて、キャンペーン実施のための機能追加や、取引データの分析サポートも行っています。
本プロジェクトを通じて、XTELAはブロックチェーン技術と金融システムを効率的に統合し、クライアントのビジネス目標達成に貢献しました。フルノードの自社運用やカスタマイズされたウォレットシステムにより、高度なセキュリティと運用効率を実現しています。今後も実用的な技術ソリューションを提供し続けてまいります。