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この記事の概要
DEX(分散型取引所)をプロジェクトの内部サービスとして導入する、あるいは独立して新規に構築する場合の工程と費用の例を紹介します。以下は想定される必須工程・オプション工程の一覧です。XTELAが請け負う場合の費用目安も掲載しています。全体をまとめてお任せ頂くことも、工程別にご支援させて頂くことも可能です。
DEX構築がおすすめのプロジェクト
独自トークンの流動性確保やエコシステム内取引を内製化したいプロジェクト、クロスチェーン連携やブリッジを含む分散型取引基盤を新規構築したいプロジェクトに向いています。
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DEX構築の4つのステージ
STAGE 1
検討段階
- 基本構成・方式選定
- チェーン選定
- 対象トークン選定
- 技術相談・ミーティング
STAGE 2
設計・計画
- メイントークン設計
- 収益モデル設計
- ブリッジ導入検討
- マーケ戦略・WP
STAGE 3
開発
- UI設計・実装
- スマートコントラクト
- バックエンド / インフラ
- ブリッジサービス
STAGE 4
運用
- コントラクト監査
- 運営ウォレットセキュリティ
- 初期LP投入
- コミュニティ運営支援
※各ステージの詳細工程と費用目安は、下記の「工程・目安費用一覧」をご参照ください。
工程・目安費用一覧
DEX構築でXTELAが提供する主要工程の一覧です。「月額契約」と注記のある工程は継続支援の形で提供します。費用感は本セクション後半の「組み合わせ例」をご参照ください。
検討段階
基本構成検討
AMM型、オーダーブック型など、ビジネス要件に応じてDEXとしての基本構成を検討します。
チェーン選定
Ethereum, Polygon, Layer2系, 自社チェーンなど、どんなネットワーク上で展開するかを選定します。
マーケット基本設計
取扱いトークンの種類、ユーザによる新規トークンのリスティング許可、手数料体系などの基本部分を設計します。
対象トークン選定
取り扱うのは独自トークンか、他プロジェクトの既存トークンかなどを選定します。
週次/隔週ミーティング(60分)月額契約
技術顧問・相談役として週次または隔週でミーティングに参加します。戦略や講習などどのようなトピックでも構いません。
設計・計画
メイントークン設計
プロジェクト独自のトークンを発行する場合は、そのトークンの機能やエコノミクスを設計します。
収益モデル設計
手数料などの収益源の設計や、ユーザへの還元などを設計します。
ブリッジの導入検討オプション
異なるブロックチェーン間のトークン移転を中継するブリッジ機能の導入有無を検討します。
マーケティング戦略検討
ユーザや流動性の確保、トレードボリュームを増やす戦略を検討します。
ホワイトペーパー作成
プロジェクトのビジョンやガバナンス構造、エコノミクスなどについて説明する公開用資料を作ります。
リーガルチェック支援要相談
法律の専門家ではないため具体的なジャッジはできませんが、知りうる限りの情報提供と専門家のご紹介などを行います。
開発
OSS利用検討
コードが信頼できる先行プロジェクトやオープンソースライブラリを活用してコストやリスクを軽減できるか検討します。
サービス画面設計・デザイン
DEXサービスのUIを設計します。先行プロジェクトから大部分を流用することも可能です。
スマートコントラクト実装・テスト
全体の設計に従い、必要な機能を開発します。可能な限りオープンソースを活用してコスト・リスクを軽減します。
サービス画面実装・テスト
サービス本体のUI実装とテストを行います。
運営者管理画面実装・テストオプション
運営者用の管理画面が必要かどうかを検討し、設計・実装します。UIを設けず直接コントラクトを操作する運用も可能です。
バックエンド実装
バックエンドの実装とテストを行います。
ブリッジサービス実装・テストオプション
ブリッジサービスの実装とテストを行います。
インフラ構築
非機能要件に照らして、必要な処理性能・セキュリティを満たしつつコストを最小限に抑えたインフラストラクチャを構築します。
テスト運用前システムテスト
システム全体が要件通りに動作するか最終的なテストを行います。
運用
コントラクト監査
開発したスマートコントラクトのバグやリスク評価を行います。基本的には開発チームではない第三者が行うべき項目です。
運営者ウォレットのセキュリティ設計
セキュリティ要件に応じて、コールドウォレットやカストディ、マルチシグウォレットの設計・導入を行います。
初期LP(流動性プール)の投入
AMM型の場合は初期の流動性を提供します。
他ベンダーのマネジメント月額契約
他の開発チームがいる場合、品質や納期のコントロールなどのマネジメントを担当することもできます。
コミュニティ運営支援月額契約
コミュニティからの質問への回答やイベントの実施、キャンペーンの運営などを技術面から支援します。
📊 組み合わせ例(プロジェクト規模別の費用目安)
代表的なプロジェクト規模ごとに、必要な工程の組み合わせと費用目安をまとめました。実際の費用は要件・規模に応じて柔軟に調整可能です。詳細はお気軽にご相談ください。
ケース1: 戦略策定 + 基本設計のみ
まずは小さく始めたい
含まれる主な工程
- 基本構成検討 / チェーン選定 / 対象トークン選定
- マーケット基本設計
- メイントークン設計 + 収益モデル設計
- ホワイトペーパー作成
初期費用: 約100万〜300万円
運用コスト(月額): 約20万円〜(ミーティング / 技術顧問)
ケース2: OSSベースAMM構築
既存OSSを活用してコスト効率よく構築
含まれる主な工程
- 検討〜設計一式
- OSS利用検討 + UI設計・実装
- スマートコントラクト実装(Uniswap系フォーク想定)
- バックエンド + インフラ構築
- コントラクト監査 + 初期LP投入
初期費用: 約700万〜2,500万円
運用コスト(月額): 約40万〜100万円(ミーティング / 他ベンダーマネジメント)
ケース3: オーダーブック / ブリッジ込みフル開発
独自方式・クロスチェーン含む大規模構築
含まれる主な工程
- 戦略・設計一式
- スマートコントラクト実装(独自方式 / オーダーブック含む)
- UI / BE / 運営管理画面 / インフラ
- ブリッジサービス実装・テスト
- コントラクト監査 + 運営ウォレットセキュリティ設計
- 初期LP投入
初期費用: 約2,000万〜4,500万円以上
運用コスト(月額): 約60万〜150万円(継続的な運用・保守・コミュニティ支援)
関連施策・モデル
DEXプロジェクトでは以下のような施策・モデルと相性が良いため、導入を検討できます。
- ステーキング・ファーミング
- DAO
- ERC20トークン発行
- スマートコントラクト監査
この記事の主要ポイント(まとめ)
- DEX構築がおすすめのプロジェクト像
- DEX構築の4つのステージ(検討 / 設計 / 開発 / 運用)と主要工程
- プロジェクト規模別の組み合わせ例(初期費用+運用コスト)
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分散型取引所(DEX)とは|中央集権型取引所(CEX)との違い
分散型取引所(DEX:Decentralized Exchange)は、中央管理者を介さずスマートコントラクトで取引が自動成立する暗号資産取引所です。ユーザーは自身のウォレットから直接取引を実行し、秘密鍵を自分で管理します。
分散型取引所と中央集権型取引所の主な違い
| 項目 | 分散型取引所(DEX) | 中央集権型取引所(CEX) |
| 資産管理 | ユーザー自身(非カストディ) | 取引所が預かる(カストディ) |
| 取引執行 | スマートコントラクト | 取引所のオーダーブック |
| 本人確認(KYC) | 原則不要(プロトコル次第) | 必須 |
| カウンターパーティリスク | 低い(取引所破綻の影響を受けない) | 高い(取引所破綻時に資産が戻らないリスク) |
| 流動性 | プロジェクト・プール次第で分散 | 大手CEXは集中して高流動性 |
| 対応資産 | 原則制限なし(誰でもプール作成可) | 取引所の上場審査が必要 |
分散型取引所の主要なタイプ
分散型取引所はアーキテクチャによって以下に分類されます。本記事で解説する開発工程と費用は、最も需要が多いAMM型を前提としています。
- AMM型(Automated Market Maker):流動性プールに対して数式(Uniswap V2の x*y=k など)で価格を自動決定する方式。Uniswap、SushiSwap、PancakeSwap が代表例。
- オーダーブック型:CEXと同じ売買板方式。永久先物に強い dYdX、Hyperliquid などが該当。
- DEXアグリゲーター:複数の分散型取引所から最適な取引経路を探索する方式。1inch、Matcha など。